
ついに実行してしまった
最近びっくりするくらいテレビを見なくなったので、「もうテレビ必要ないんじゃないかな」と本気で思っていた。なぜなら自分の生活の中で、行動するには優先順位があって、どうやってもテレビが1位になることはないからだ。
1位にならないということは、「よし、テレビでも見るかー」という状況にならない。であれば、そこにあるテレビの明かりが点ることはない。にも関わらず、部屋の一番いいポジションでデカイ顔をして鎮座しているそこのキミ。俺はお前のために家賃を払ってるんじゃない!と言いたくなる。
どんだけでかいテレビ置いてるんだよと思うかもしれない。我が部屋のテレビは14型… だった。
さて、そんな小さなテレビでも、置いておくには大きなスペースが必要だ。テレビには沢山の仲間達がいて、連合を組んでいる。しかも彼らを置いておく台がまたかさばるのだ。しかし、一家の主であるテレビがこの家を去るとなれば、仲間達も用無しとなってしまう。この際だからと一緒に出て行ってもらうことにした。
本当に必要な物って?
自分の部屋を冷静に見渡してみて、一年以上触っていない「デッドスペース」があると思うんだけど、思い切って貴重な空間を占拠している物を捨ててみるといい。衣・食・住のうち、住居に掛けるコストのほとんどを、物を置くために支払っていることが分かるかもしれない。
物を置かないスペースは、「なにもない」のではなく、空間が“ある”状態だ。物を置き過ぎると、空間が死んでしまう。結局一番重要な、自分が「活きる」場所がなくなってしまうわけだ。
今回出て行って頂く方々は、テレビ(アナログ)、MD/CDコンポ、MDウォークマン、ビデオデッキ、PS2本体と一式、PS1/PS2のソフト、DSのソフト、ファミコンソフト。そして、あまり活躍しなかったソファー二脚セットもこの際だからリストラ。一年以上引き出しの奥に眠っていたガラクタも一気に処分した。棚が一つ空っぽになたので、彼が活躍する場もなくなってしまった。
ひと段落したところで、彼らを送迎車に詰め込み「HARD OFF」という派遣仲介業者へと向かう。
「何でもお売り下さい」は本当だった
近所のHARD OFFは「OFF HOUSE」と「HOBBY OFF」が一緒になった複合店で、とにかくいらなくなった物を持っていくと買い取ってくれる。多少使い物にならないものでも、無料で引き取ってくれるので、下手な廃品回収業者を呼んで、お金を支払って持っていってもらうよりもよっぽど良い。
15分ほどで査定が終わり、買取金額を提示された。結局「いくらでもいいや」という感じだったので二つ返事でOK。彼らがここから、第二の人生を歩んでいってくれることを願おう。
そんな感じで、テレビのない生活を始めます。
とにかく部屋が広くて快適!そして、今までテレビを中心としたレイアウトに依存してたんだなーと実感。テレビを持たないことを決断するだけで、ビデオ/DVD、ゲーム機やテレビ棚が一気に必要なくなるので、相当な空間が生き返る。
どうしてもテレビを見たくなったらパソコンかワンセグで見るし、今のところ問題はなさそうだ。このまま地上デジタル一本化になってもテレビは買わないかもしれないなー。次はパソコンで映画を快適に見れる環境を作ろうと思ってる。
HARD OFFは本気でおすすめなので近所にあるか確かめておこう!
HARD OFF