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小学生の頃はとにかく絵を描いていた

2009/03/16(月)

私が小学生の頃は、ファミコンがやっと普及してきた時期で、インターネットや携帯電話といった便利なものは存在していませんでした。その頃、時間を忘れて没頭していた事は絵を描くことでした。とにかく暇さえあれば絵を描いていました。

今回は、その体験から分かった事をお話します。
昔を思い返してみても、物心付いた時には、すでに絵を描くこと自体が好きだったので、今となっては「なぜ絵を描くことが好きになったのか」は分かりません。ただはっきりしている事は、とにかく絵を描いていたという事実です。

例えば、ドラゴンクエストに出てくるモンスターを、ノートにびっしり描いて表を作ったり、ドラゴンボールのコミックからお気に入りのコマを見つけては、ひたすら真似して描いたりしました。買ってきたゾイドを見ながら、パーツの一つ一つを正確に模写したりしたこともありました。

ある時、母親が職場から業務用のロール紙(縦30cm×横10mくらい)を持って帰ってきました。当時、よくカレンダーの裏に絵を描いていたのを見て、これを好きな大きさに切って使いなさいということでした。「いったい何処から持ってきたんだ」とは思うはずもなく、とにかく「何描こうかな」と直ぐに自分の世界に入っていたような気がします。

しかし、何も描かないまま数週間が過ぎ、業務用のロール紙は押入れに放置されたままになっていました。

ある日、近所のおもちゃ屋でアーケードのグラディウスのデモムービーが流れているのを見つけました。何故かレジの近くにテレビが置いてあって、ひたすらグラディウスの面を進めていくビデオが流れていたのです。その魅力的な世界観がすっかり気に入った私は、全面クリアした後も、ずっと立ち続けて2周目を眺めていました。

そんな流れで、10mの業務用のロール紙は、グラディウスの世界観を投影するスクリーンとして使うことに決定したのです。

もちろん、見たものを全て覚えている訳ではなく、特に格好良かった場面を思い出しながら、自分の脳内で自由にアレンジして描いていきました。学校から帰って来ては何日も何日も、飽きずに横スクロールの世界を紙に描いていった記憶があります。とにかく巨大なボスや、触手がうごめく壁、宇宙や氷の世界など、途中からは色々なシューティングゲームの要素が交じり合って訳の分からないものになっていましたが、気にせず描き続けました。

数日後、10m(長さは定かではない)のロール紙一杯に描かれた絵はエンディングを迎えました。描くことに満足した私は、巻物のようにぐるぐる巻いて、始めからスクロールさせてくわけです。脳内再生しながら。これは楽しかったですね。


さて、そんな事ばかりやっていた私ですから、当然運動系は苦手でした。少年野球に入っていた時期もありますし、遊びで筋トレをしていたので体力自体はありました。友達と遊ぶ時は、缶ケリ、ドロケイ、ドッジボール、鉄棒など、外で遊ぶことは多かったのですが、学校の授業でやる競技、サッカーや野球、バスケットボールは苦手でした。

苦手というより、全く興味が沸かない。やっていても面白くない。私がそんな態度を取るので、当然上手くなるはずもありません。そうなるとチーム分けの際に最後まで残るわけです。クラスで嫌われてる奴と、病弱な奴と、私、みたいな感じで。

今考えると、なんて自分本位な考え方で協調性に欠けているんだ、とも思いますが、当時は好きなこと意外にエネルギーを使うことが馬鹿らしく思えたものです。

という訳で、球技では全く人気の無い私が力を発揮できるのは、就学旅行の作文集の表紙、卒業文集の表紙、運動会の旗作りや看板作りなわけです。とりあえず、「絵が描ける人=私」という方程式が出来上がっていました。頼まれたものに関しては一生懸命になれましたし、夜中遅くまで起きて作業したこともあります。

書き上げたものに対して、「凄い!」とか「よくこんなの描けるね!」とか、「ありがとう!」と言ってくれることが嬉しくてやっていたのでしょう。

そんな生活を続けていたからこそ、身についた能力や性格が今に繋がっていると思います。今の自分を振り返ると、子供の頃に付いた癖や感性が自分の将来を決めていたのだな、とも思います。

長くなりましたが、この経験で得たことをまとめると以下。

好きな事はとことんやる
自分がやっていて楽しいと感じることに出来るだけ多くの時間接していること。時間を忘れて没頭できることを見つけましょう。人生が充実します。

上手い人の真似をする
「絵が上手くなりたいけど、どうやったらいいか分からない。」「サッカーが上手くなりたいけど、なかなか上達しない。」「もっと歌が上手く歌えるようになりたい!」など、好きなことがあるのにどうやって練習したらいいのか分からない場合、とにかく「上手くいっている人の真似」をしましょう。徹底的に真似をすることで、実践する習慣が付き、自分の視野が広がります。そうすると、自然と自分なりのオリジナリティが見えてくるものです。

特技を人に見せる
球技に対してやる気を見出せない私が、それが原因で嫌われたり、いじめられたりしなかった一つの要因は、自分の特技を人に見せていたからでしょう。「自分はこれが好きだ」「こういう事が出来る」とオープンにしていれば、そこに興味を持った人達が集まってきます。マルチプレイヤーを目指すのではなく、強みを伸ばす方が効果が高いと思います。

自分を信じる
「自分は何をやっても駄目」「何もやる気がしない」と思いがちの人は、好きなことを見つけて、そこにエネルギーを注ぐようにすると良いと思います。一つでも得意分野を持っていると、自信が沸いてきます。出来ないことに目を向けずに、出来ることに時間を使うことで、プラスのエネルギーを蓄える事ができます。自分に自信を持っている人は、人を引き付けるエネルギーを持っているものです。

無駄な経験などない
昔好きだったことに急に冷めてしまって、止めてしまう事もあると思います。一度そういった経験をすると、何かを始める時、自分は無駄な事に時間を使っているんじゃないか、と不安になることがあります。でも大丈夫です。何かを実際にやっている以上、間違いなく「経験」になっています。「どうしようかな」と考えて、結局やらないよりも百倍マシなのです。行動してみて駄目なら変えればいい。くらいの気持ちで良いと思います。

どれも大人になってから気づくことばかりですが、実行に移すのはいつでも可能です。そして時期が早ければ早いほど良いと思います。いくつになっても、可能性だけは無くならないと信じて、この話を終わりにしたいと思います。
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